2010年05月13日

40年前の輝く「大海」再び 万博公園・心字池を浚渫(産経新聞)

 万博記念公園(大阪府吹田市)の日本庭園内の最大の池、心字池(しんじいけ)で、水底の泥をかき出す浚渫(しゅんせつ)が11年ぶりに行われた。水が濁っていたためニシキゴイの観賞に支障をきたしていたが、浚渫により池底の石敷きも見えるようになった。大阪万博から40年の節目を迎え、「大海」をイメージした本来の景観が戻りつつある。

[フォト]万博「日本庭園」40年前の景観に 11万本、初の本格伐採

 心字池は日本庭園の中央休憩所に面した面積1万1千平方メートルの池。ニシキゴイやマゴイなど魚が220匹、カメも30匹生息している。底に小さい石を敷き、置き石の石組みを織り交ぜた様式は、周囲のマツなどと合わせ江戸時代の作庭技法である「大海」をイメージしたという。

 日本万国博覧会記念機構によると、浚渫は開園後の40年間で11年ぶり4回目。2月初めから1カ月半かけて水をすべて抜き、750立方メートルの泥を除去した。

 日本庭園の管理はかつて、樹木の生育に重点が置かれていたが、枝葉が伸びて景観の構成が損なわれた。このため、大規模な剪定(せんてい)と間引きを始め、平成15年には細部にこだわった剪定に着手。現在は、心字池の周辺で木の高さを抑えたり枝を間引いたりして、休憩所から置き石が見えるよう微調整を行い、管理している。

 同機構は「日本庭園は昭和の名園。見る角度でイメージが変化する。心字池の周辺など園路を回遊してほしい」としている。

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2010年05月12日

小掛照二氏が死去=三段跳びの元世界記録保持者(時事通信)

 陸上男子三段跳びの元世界記録保持者で日本オリンピック委員会(JOC)副会長、日本陸上競技連盟副会長などを歴任した小掛照二(こがけ・てるじ)氏が9日夜、東京都内の病院で死去した。77歳だった。死因は肝不全とみられる。広島県出身。告別式は未定。
 広島・上下高から早大を経て大昭和製紙に入社し、1956年に日本陸上選手権の三段跳びで16メートル48の世界新記録(当時)を樹立した。同年のメルボルン五輪で金メダルの期待が掛かったが、練習で足首を痛めたこともあり、15メートル64の8位にとどまった。
 60年ローマ五輪代表を逃し、現役引退。郷里の大先輩、織田幹雄氏に誘われて指導者の道を歩み、62年に日本陸連強化コーチ。83年にJOC常任委員に就任し、89年からは理事としてJOCの独立に尽力。93年のユニバーシアード、98年と2002年のアジア大会で日本選手団長を務めた。 

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